精神の輝き

今日、久しぶりに訪ねた知人の家ですばらしい人に会いました。
その人は右の顔が火傷か何かでただれていました。右目は潰れたようになっていて僕も初めは少し驚いてしまったのですが、それは後から気付いた事実に比べればとても小さなことでした。

初め、僕は変に気をつかうのは傷つけてしまうかと思い、火傷のことを尋ねようかと思っていました。
でも、しばらくしてあることに気付き、尋ねるのをやめました。

その人はその火傷を隠すことなく堂々とさらけ出していたのです、あまりに堂々としているからその事実に気付くのにしばらくかかってしまいました。

それに気付いた瞬間、この人は自分自信を受け入れているのだと理解しました。
話す時も真っ直ぐに僕を見ていて、何一つ自分を卑下しているそぶりはありませんでした。
ですから「あぁ、この人は同情なんて求めていないんだ、火傷のことなんて聞く意味はないな」と思い、顔のことは何も聞きませんでした。
ただ、僕はその人の目を見て、恐怖を感じました。その目を見ると僕はなんと矮小で弱い人間なんだろうかと認めざるを得なかったからです。あんな強い心には程遠いことを自覚させられました。

その人は、自分を貶めることなく、人に優しく、笑顔のとても美しい人でした。

自由という名の底無し沼

うちの絵画の研究室のＨ先生は特にあれをしなさいこれをしなさいと言わずに自由にやれと言う。
それが甘いという人もいるけれど僕は自由ってものは恐ろしく苦しくて厳しいものだと思う。

何でもありという甘い言葉に聞こえるけれど、全て自分の責任の元にやらなくちゃいけないし、のんびりしてたら何にもならずに無駄な時間を過ごすことになる。これが一番恐ろしくて、あんまり居心地がいいもんだから底無しの沼のようにはまったらなかなかでられない。自由が怠惰への引き金になってしまう。

きっと、自由ってのは自分をしっかりと制御して努力できる人にしか力を与えてくれないんだろうなぁ。

と、そんな事を考えつつ、鉛筆や筆を走らす今日この頃です。
明日も頑張ろうっと！

どうぞ、読んじゃって！

お久です。
僕の書いた脚本を「はりこのとらのあな」っていうサイトに登録、公開しました！

タイトルは「傍若無人なトリックスター」です。
つたない作品ですが、良かったら見て下さい、そしてできたら感想も欲しいなぁ…なんて（笑）
ダメ出しして頂けると今後の参考になるんで遠慮せずにガンガン言っちゃってください！

ダンス発表会

歌って踊って、森永だよっ！（笑）
え～意味不明で申し訳ないっす…。

今日、ダンス発表会がありました。
本来は体育科の授業でやってるダンスの発表の場なんですが、去年、美術科にもかかわらず授業をとったよしみで今年も参戦です！

美術科というイレギュラーな存在だと特別扱いされやすくて、ソロパートを任せてもらって、結構おいしい役を頂きました。
歌うところで音外してしまったのが悔やまれますが、いい経験ができて良かった！体育科のみんな、こんな奴を誘ってくれてありがとうね！
来年もやるんだったらまた誘って下さ～い！

芸術の楽しみかた

何のために、それをやるのかってことはとても大切です。

月並みなことですけど、こういうよく聞く言葉って、本当に理解している人は意外にいなかったりするもので、言ってる本人も無自覚になんとなく言ってるだけだったりとかってことがありがちです。

なんで大事なのか、当たり前の話ですが、何の為かを意識してると方向性がはっきりして、やりやすいし、まとまるからです。
かく言う僕も最近やっと理解したんですが…。

絵に関しても同様で、ただ単に何かを描くだけでなく、何故それを描くのかなど、その作品に意味を込めて描かないと、いけません。それがないとただの絵の具を塗ったくっただけのものでしかない。
意味を込めるというのは、よく、魂を込めるとか言うのに近いと思います。

何故それをやるのか、その意味、それが自分にとってどういうものなのか、それがない作品は芸術とは呼べません。

芸術がわかるかどうかってのは、表面だけでなく、裏の意味を汲み取れるかどうか、汲み取れなくても努力してるかどうかです。
んでもって、芸術作品の本当の意味を完全に理解するのは作者以外には不可能です。ど～んな偉い先生でもね。
だから自由に考えていい(てきと～にってのは考えものですが…)、それが芸術作品をみる楽しみです。

正解はわかりませんから、正解を当てるとかじゃなくて、作品を見た時の自分の感情をどうぞ大切に。